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2016年9月10日土曜日

子犬の『基本的動作のしつけ』考察④最終回 ハナセ・ハウス実践編

前回の記事までで、

子犬の基本的な動作のしつけの、

『スワレ、フセ、マテ、ダメ』について、
その実践方法を順番にご紹介して参りました。

最終回の今回は『ハナセ、ハウス』の具体的な実践方法を
お伝えしていきたいと思います。

それではまず、

☆ハナセ!の方法

まず、子犬のお気に入りのオモチャを用意します。

引っ張りっこに使っているロープ状の何かでも、ボールでも
構いません。

とにかく子犬がいつも夢中になって、
遊ぶようなものを用意してください。

そして、手の中やポケットに
予め、おやつやフードを隠し持っていてください。

そして、いつも通り遊びを開始します。

そして、子犬が興奮してオモチャで遊んでいるときに
「ハナセ!」の号令とともに、フードを一粒あげ、
オモチャを離させます。

最初のうちはおやつとオモチャの交換という形になります。

これを繰り返して行ってください。

そして、段々とおやつをあげたりあげなかったりします。

そのうちに子犬はハナセ!の号令を理解して、
定着するようになっていきます。

コツは、子犬の目をじっと見て、
それまで遊んでいたときの調子とは声の質や表情をガラリと変えて、
ハッキリと毅然として言ってください。

今後、口にしてはいけないものを口にした場合など
号令で、即座に離させるということが必要になりますので、

とても重要なしつけです。

一度覚えた後も、定期的にトレーニングしておきましょう。


では続いて、

☆ハウス!の方法

これは、それぞれワンちゃんのおうちの環境が違うと思いますので、
様々な形になると思うのですが、

ゴン太の場合はサークルの中にクレートを設置しております。

なので、
『ハウス』の訓練はサークルの中に設置したクレートに入る、
ということを目標にしました。

クレート訓練も兼ねるということですね。

将来、入院したり、ペットホテルなどに
預けなくてはならない場合のために、

日頃からクレートに慣れておいた方が良いと思います。

また、犬は元々、洞穴などを寝床にする習性があるので、
狭いところは落ち着くのです。

うちのゴン太も寝るときは、ベッドも設置しているのですが、
クレートの中に自分で入っていたりします。

かといって、どうしてもクレート必須!というわけでも無いと思いますので
(必須という人もいますが)、

単にサークルの中に入る、ということや
所定の場所に行かせる、ということを
ハウスの指示としても別に良いと思います。

ご家庭の状況に合った方法で行いましょう。


今回はクレートをハウスとした
場合の方法をお伝えしていきます。

まず、こちらもフードを用意しておきます。

クレートの中に子犬を導くために
中にフードを入れておき、

ハウス!と号令をかけながら子犬をクレート内に誘導します。

初めは警戒したりして、入らなかったりしますので
ちょっと抱えて入れたりしても良いと思います。

子犬が入ったら直ぐに、その中でおやつをあげて褒めます。

これを何度も繰り返しますと、
子犬はクレートの中の入ると良いことがあるぞ!

と思い始めて、自らハウスに入っていきますので、
さほど難なく覚えていくと思います。

ご飯をその中であげるようにしてもいいと思います。


…あと、よく見る意見に、叱るときに罰として
ハウスを使ってはいけないという人がいます。

理由はハウス=嫌な場所という認識を植え付けてしまうから

ということなのですが、

ホントにそうなのでしょうか?


ゴン太は叱られると、しまった!という顔をしながら、勝手にハウスに入って、
反省アピールをすることがよくあります。

ハウスはワンちゃんにとっては逃げ込める安全な場所、とも言えるのでは無いでしょうか?

まぁ、この辺はゴン太に聞いてみないと何とも言えませんが、

おやつなどもらえたり嬉しいことも起こるが、
叱られて反省する時も、落ち着きたい時も入る場所、

という風に勝手に自分で分けて理解しているように感じます。

なので、叱ったときにハウスをさせたからといって、

今後ワンちゃんがハウス嫌いになるかと言えば、
そんなに単純なものでも無いような気がします。

その時々のこちらの雰囲気などを、
感じ取っているんだと思います。


犬は思っている以上に賢いですからね。



・・・さて、ここまで全4回、
子犬の基本的な動作のしつけについて、
お伝えして参りましたが、如何でしたか?

基本とは言え、完璧に出来るようになるには、
なかなか難しいと思います。

毎日の生活の中で繰り返して、
徐々に精度を上げていくことが
欠かせないと思います。


それでは、今日はここまで!



おしまい。

反省アピール。










2016年9月9日金曜日

子犬の『基本的動作のしつけ』考察③マテ、ダメ実践編

前回の記事では、子犬の基本的動作である、

スワレ・フセのしつけ方法を紹介しました。

今回はそれよりちょっと難易度の高い、

『マテ』、『ダメ』を

柴犬ゴン太での実践例を踏まえながら、

お伝えしていこうと思います。

☆マテ!の方法

マテ、は1番イメージとしてあるのは、

ご飯の時にワンちゃんに食器の前で
させるというイメージですよね。

しかし、それよりも、

オモチャやおやつに喜んで興奮して
飛び付こうとした時や、

その場から動いて欲しくない時など
色々な場面に使えます。

基本的には、まず、スワレをさせた状態の後に行います。

そして手のひらを子犬の前にビシッ!と出して、
マテ!と子犬に号令をかけます。

そして子犬の顔を見た状態のまま
後ろに2、3歩下がります。

そして、すぐに子犬のもとに戻って、
おやつをあげて褒めます。

コツは、最初のうちは
子犬の我慢がきかないので、

早めのスピードで行う、ということです。

それと、子犬とは、目を合わせたまま行って下さい。

そうするとこちらの意志が伝わりやすいと思います。

子犬が束の間、キョトンとしている間が勝負です。

最初は子犬が付いて来てしまったり
上手くいないかもしれませんが、

何度か繰り返していくうちに
距離も時間も延ばしていけると思います。

毎日ちょっとずつ訓練してみてくださいね。

…あと、今さらっと書きましたが、
『子犬と目を合わせる』ことは、
色々なしつけにおいて、かなり重要だったりします。

ゴン太は元々、人の顔を良く見る子だったので、
この辺の苦労はあまりありませんでしたが、

そうじゃない子も結構いると思います。

その場合は、いかにこちらに子犬の目を向けさせるか、
ということも課題になってくると思います。

そのために、最初は音が鳴るようなおもちゃを
飼い主様の顔の近くに持ってきたりして、
注意を引かせたりすることも良いかもしれません。

色々な方法を試してみてくださいね。


では、続いて、

☆ダメ!の方法

これは、上記の『マテ!』と通じるものがあります。

両方ともワンちゃんを制止したいときに使うわけですが、

マテ、よりもさらに何かよろしくない行動や、
緊急性や、危険性があるような行動に出たときに時に使います。

例えば、テーブルに足を掛けたり、人に甘噛み行為をしたり、
飛び掛かったり、拾い食いをしそうになったり
…と場面は多岐に亘りますが、

ワンちゃんや、人の安全を守るためにも、
しっかり教えていきましょう。

ただ、こちらは教え方は、
いたってシンプルです。

怖い顔をして、冷たく低い声で、
『ダメ!』とハッキリ言い放つのです。

この時もなるべく、ワンちゃんの目を見て
真剣に言ってください。


これだけです。


これだけなのですが、真剣に伝えるという事が、
ワンちゃんには何より効き目があるのです。

だめーー!!!と高い声で、騒ぐようにいったり、
◯◯ちゃん、だめよ~、と優しく言うようでは効きません。

むしろ興奮したりします。


あくまで冷静に、
しつこいようですが、真剣に言ってください。

それでも止めない場合は、
ビターアップルなどを一緒に使うのも効果的だと思います。

大きい音を出したりして、ビックリさせるのもアリかもしれません。
(余計興奮するようだったら避ける)。


皆さん、なるべくなら可愛い我が子を怒りたくないでしょうが、

そこは心を鬼にして、人と生活する上でのルールを
ワンちゃんには教えていきましょうね。


さて、次回は『ハナセ』、『ハウス』について、
お伝えしていきたいと思います。


ではまたー!


つづく。



怒るの?

2016年9月8日木曜日

子犬の『基本的な動作のしつけ』考察②スワレ・フセ実践編

・・・続き。

前回、基本的な動作のしつけを行う上での、
前置きをお話ししました。

今回は実際の方法について、ゴン太の例を挙げながら
お伝えしていきたいと思います。

まず、しつけに使う必須のアイテムとしては、

おやつ

です。

以上。


「な~んだ食べ物で釣るのか~。

それじゃぁ、おやつ欲しさでしか、指示に従わないんじゃないの?」

と思うかもしれませんが、

そんなことはありませんので、ご安心ください。

おやつは、あげるタイミングさえ間違えなければ、
様々なトレーニングにとても効果的です。

ちなみにここで使うおやつとは、
いつも与えているフード一粒などで結構です。

パピーの頃はまだ、
何にアレルギー反応などを起こすか分からないので、

極力、色々なものは与えないようにした方が無難です。



それでは実際に、トレーニングを行ってみましょう。

まず、

☆スワレ!の方法


どんなしつけもそうですが、ワンちゃんに、

『正しい型』をさせるところから始まります。

スワレ!の指示とともに子犬のお尻を押さえて、
型を取らせます。

・・・よく、頭の上でおもちゃなどを見せると自然に上を向いて、
お座りしそうな体勢になるので、そこでお尻を軽く押して・・・

など書かれていますが、

皆さんその通りになりましたか?

うちのゴン太はなりませんでした。

頭だけ上を向いていたって、お尻なんか下げないし、
押したら抵抗して押し返してくるし・・・。


なので、最初は半ば無理やりお尻を押さえて座らせました。


そして次の瞬間、


子犬が、何すんじゃい!と怒るより先に、
素早くおやつあげて、

身体を軽く撫でながら、しっかり褒めます。
(おりこうさんだね~!でもグッドボーイ!でも)

このスピード感が大事です。

これを2,3回繰り返すだけで、子犬は、

「あれ?なんか座るとおやつもらえるし、褒められるぞ」

と考え始めます。

すると賢い子犬は、スワレ!とこちらが指示を出す前から
先回りをして、

無駄に座り始めてこっちを見たりします。

その時はおやつをあげたり、褒めたりしません。

あくまでもこちらが指示を出した時に、
座ったらおやつとともに、褒めてあげます。

なので子犬が一度立ち上がって、こちらに付いて来るように、
うろうろと部屋の中を歩き回りながら行いました。

で、ある程度定着してきたなと思ったら、
おやつは毎回与えません。

褒めてあげるだけで、おやつはその時々で


あげたり、あげなかったりします。


こうすることによって、おやつ目当てから、
褒めてもらうことが目的、
に段々とシフトしていくことができます。

これと同じ要領で、

『フセ』も、『スワレ』に重ねて、教えていくことが出来ると思います。


とりあえず、まずはこの二つを完璧に出来るようになるまで、

繰り返し頑張ってみてくださいね。(やりすぎは禁物。一回15分程度)。


次の記事では、やや難易度の高い、
『ハウス』や『ハナセ』等のしつけ方法を

具体的に、お伝えしていきたいと思います。



では、本日はここまで!



つづく。

無駄にフセ。


2016年9月7日水曜日

子犬の『基本的な動作のしつけ』考察①【前置き】

これまで、子犬の甘噛みだの、トイレのしつけだの
結構大変な部類のものを特集して参りましたが、

今回、あまりにも基本的なものを忘れていたので、
ここに来て慌てて考察シリーズに加えたいと思います。

それは、

『スワレ、フセ、マテ、ダメ、ハナセ、ハウス』

..等の基本動作です。

これらをワンちゃんに教えるのは、
今までの考察シリーズで特集してきたようなトレーニングより、
だいぶ難易度は低いと思われるのではないでしょうか?

しかし、これらは全てのしつけの基本となる大事な動作であり、
また、ワンちゃんの身の安全を守る為にも大切なしつけですので、
出来るだけ完璧にして行きたいところです。

・・・ただ、この完璧っていうものはどのくらいのレベルのものなのか、

一緒に考えていきたいと思います。

あと、人によっては子犬の月齢が4,5か月未満の場合は、
あまりこういうしつけを行わないほうが良い、
という意見もちらほら見られます。

つまり、最も優先されるべきは、
子犬の社会化(色んな人や音に触れさせること)であり、
それが十分に出来ていないうちから無理にしつけを行うことで、
将来子犬の情操面での成長に、悪い影響を及ぼす、
ということなのです。

しかし、ゴンタの場合は我が家に来てから約10日程度、
月齢ですと約2か月ちょっとの頃に、順番に教えていきました。

単純に、でっかい頭をしていて、よく人の顔を見る子だったので、
教えたらすぐに覚えるんじゃないか?
と思ったのです。笑

そして、ちょっとおやつを使ったりして、
遊びがてら試しに教えてみたら、
案の定、ものの数時間でマスターすることが出来ました。

この遊びがてら、というのがポイントだと思います。

どうせ子犬と遊んであげるんですから
その中で教えるのが自然だと思います。

そして、早く教えたからと言って、
ゴン太に関しては特に何か弊害のようなものはありませんでした。

確かに子犬の社会化はとても大事なことです。

ただ、基本的なしつけをすることに関しては、
あまり気にしすぎることも無いのかなと。

社会化と並行していけば良い、というだけの話だと思います。

個人的には、しつけに早すぎるということは無いと思っています。

逆に遅くたって、その子に合ったやり方によって何とかなると思います。


・・・さて、前置きがうっかり長くなってしまいましたが、
次の記事で具体的な方法をお伝えしていきたいと思います。

ちなみに号令の出し方は、『シット、ダウン、ステイ、ノー、アウト...
などの英語でも同じ事ですので、やり易い方で行ってみてください。

うちのゴン太は、ザ・和犬なので、
あえて日本語を選択してみましたけれども・・・。笑



つづく。

でっかい頭。