2016年8月23日火曜日

子犬の『トイレのしつけ』考察④ 実践編part2

さて、前記事の子犬の『トイレのしつけ』考察③では、
始めは上手くいっていたトイレのしつけが、
途中から失敗しだしたその原因として考えられるのが、

柴犬はキレイ好き(トイレに関しては)、

ということを飼い主の私が甘く見たことでした。

トイレのしつけ方法についても
色々な事がネットや育犬本などで書かれてあります。
概ね共通している基本的なことは、

失敗しても絶対叱らず、速やかに片付けること

ですね。

叱ってしまうと、トイレをすること自体をワンちゃんが悪いことだと思い
隠れてするようになってしまう、と言われています。
(酷いと食糞に繋がることも)

あとは、そのワンちゃんのうんちやオシッコのタイミングを知る

ということも必要ですね。

タイミングを知らないと、勿体ないことに
しつけの機会が無駄になってしまいます。

大体は食後や水を飲んだ後、興奮してはしゃいだ後、寝起き、
なんかにするようです。(時間を計るという方法もあるようですが…)。

そわそわしたり、床の臭いを嗅ぎ始めたりというのがサインですね。

では、これを踏まえて、一般的な方法をほんの一部ですが、見てみましょう。

①サークル内や部屋中にトイレシーツを敷き詰めて、
段々と範囲を狭めていく。

これに関しては、前記事で書いた理由から、ゴン太は最初の頃、
サークル内でのトイレは失敗しなかったので、
必要ないと判断して行いませんでした。

そうでない場合は、まずこれから始めることになるかなと思います。

②トイレ用のサークルを設置し、
用をたすタイミングを見計らってそこへ誘導する。
(ワン・ツー!や、ちっち!などの分かりやすい掛け声を繰り返し、
用を足したらサークルから出す)。

これ、わざわざトイレ用のサークルを設置しなくても、
寝床とトイレを設置している普段のサークルに、
戻ってするように誘導すれば良いことじゃないの?と思い、
必要性が良く分からず、新しいサークルを足すことはしませんでした。
(ゴン太が使っているサークルは、トイレ側も扉を開けっ放しに出来るため)。

余分にサークルを買って置くのも邪魔くさいですしねぇ。。。


③トイレに鼻を擦り付ける。

ご存じの方も多いと思いますけど、昔はよく言われていた方法ですね。

20年以上前にシェルティを飼った際に、読んでいた育犬本にも書いてありました。

しかしこの方法は、『トイレの失敗を叱る』ということになってしまうのではないでしょうか。
今は絶対取られない方法ですね。

これが影響したのかは分からないのですが、そのシェルティちゃんは実際、
食糞をする事がよくありました。
これが原因だとしたら、可哀想なことをしました。

…とまぁ、よく見かける方法については、こんなところでしょうか。

ただ、ここにある方法、実際にやると結構難しくありませんでしたか?

例えば『誘導する』ひとつを取ってみても、

子犬が大人しく、所定の位置まで誘導されますか?

『タイミングを見計らう』にしても、

うんちならまだしもオシッコなんか、そわそわのその字くらいで、

ジャーーーー。

終了。

みたいな。

オシッコの軌跡を何回描いたことでしょう。

そんなに簡単に、最初から初心者が出来るわけでも無いのです。

それでも何とか繰り返し行うことによって、
徐々に、徐々に、出来るようになっていくはずではあるのですが…

ゴン太は、全く出来ませんでした。

何故か?

答えは簡単です。

最初に言ったように、飼い主が、
柴犬の希望をガン無視していたからです。

ならば、ゴン太は今、トイレを失敗するのか?


まったく、しません。



では、実際に何がきっかけで、ゴン太はトイレを失敗することが無くなったのかを、

次回の記事で書いてみたいと思います。




つづく。


チッコ早く片付けろよ!



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