2016年9月5日月曜日

子犬の『甘噛み』考察③ 最終回

・・・続き。

さて、今のゴン太は永久歯の生えそろった
8ヵ月過ぎのでっかいパピーですが、(8kg)

現在の甘噛みの様子はどんな感じなのか、
少しお話ししていきたいと思います。

前記事までで、紹介してきた色々な方法を試してきて、結果どうだったのか?


結論から申しますと、


まだ若干する。


です。

正確には、私に対しては全くと言って良い程しないのですが、

主人にはするのです。

タイミング的にはケージから出して遊んでいる時や、
散歩から帰ってきて足を拭くときなどに、
興奮して歯を当ててきたりします。

もう少し小さいときには、はしゃいで顔に突進してきて、
鼻から流血したこともあります。クスクス。

今はもうそこまで激しくはありませんが、
ゴン太は相変わらず、主人に当たりが強いのです。


では、私と主人の差は一体何なのか?


まぁ…分かり易くいえば、恐らく


絶対許してもらえない雰囲気の相手(私)と、
多少無茶しても大目に見てくれる相手(主人)とで、区別しているのだと感じます。

ここが賢い犬の面倒な所です。

相手によって態度を変えるという事ですね。

これはワンちゃんを飼っていると、
往々にしてよく経験することではないでしょうか?

(お父さんには従うけど、お母さんや子供の言う事は聞かないとか)。

なので、ワンちゃんのしつけにはやはり、
家族全員、一貫性のある態度が大事だと考えられます。

その時々で、怒ったり許したりでは、
なかなかトレーニングは成功しません。

そして甘噛みに関しては、
必ずしも成長とともに無くなっていく、
という単純な話でもないかなと思います。

今の噛み癖は将来、

本気噛みにも繋がりかねません。


しかし、ここは落ち着いて、その都度初心に返って最初からしつけ直すつもりで、
根気よく毅然と接していけば、どこかの時点で

必ず改善してくるはずだと思います。


…とは言うものの、もしあまりにも酷く、
手に負えない様な場合には、
トレーナーさんに相談するなど
外部に頼ることも必要だと思いますので、

とにかくその子に適した方法を探してあげてくださいね。


さて、ここまで子犬の『甘噛み』考察シリーズ全3回をお送りしてきましたが、
如何でしたでしょうか?

なかなかマニュアル通り、上手く行ったり行かなかったりで、
一喜一憂することと思います。

先日も動物病院で、やはり同じく柴犬パピーの破壊力に
驚いて、困ってしまっているという
優しそうなお母さんに話しかけられました。

みんな通る道なんだなぁ…としみじみしたところです。(笑

なので、諦めないで一緒に頑張っていきましょう!


では本日はここまで~。



おしまい。

突進小僧。



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