前回、基本的な動作のしつけを行う上での、
前置きをお話ししました。
今回は実際の方法について、ゴン太の例を挙げながら
お伝えしていきたいと思います。
まず、しつけに使う必須のアイテムとしては、
おやつ
です。
以上。
「な~んだ食べ物で釣るのか~。
それじゃぁ、おやつ欲しさでしか、指示に従わないんじゃないの?」
そんなことはありませんので、ご安心ください。
おやつは、あげるタイミングさえ間違えなければ、
様々なトレーニングにとても効果的です。
ちなみにここで使うおやつとは、
いつも与えているフード一粒などで結構です。
パピーの頃はまだ、
何にアレルギー反応などを起こすか分からないので、
極力、色々なものは与えないようにした方が無難です。
それでは実際に、トレーニングを行ってみましょう。
まず、
☆スワレ!の方法
どんなしつけもそうですが、ワンちゃんに、
『正しい型』をさせるところから始まります。
スワレ!の指示とともに子犬のお尻を押さえて、
型を取らせます。
・・・よく、頭の上でおもちゃなどを見せると自然に上を向いて、
お座りしそうな体勢になるので、そこでお尻を軽く押して・・・
など書かれていますが、
皆さんその通りになりましたか?
うちのゴン太はなりませんでした。
頭だけ上を向いていたって、お尻なんか下げないし、
押したら抵抗して押し返してくるし・・・。
なので、最初は半ば無理やりお尻を押さえて座らせました。
そして次の瞬間、
子犬が、何すんじゃい!と怒るより先に、
素早くおやつあげて、
身体を軽く撫でながら、しっかり褒めます。
(おりこうさんだね~!でもグッドボーイ!でも)
このスピード感が大事です。
これを2,3回繰り返すだけで、子犬は、
「あれ?なんか座るとおやつもらえるし、褒められるぞ」
と考え始めます。
すると賢い子犬は、スワレ!とこちらが指示を出す前から
先回りをして、
無駄に座り始めてこっちを見たりします。
その時はおやつをあげたり、褒めたりしません。
あくまでもこちらが指示を出した時に、
座ったらおやつとともに、褒めてあげます。
なので子犬が一度立ち上がって、こちらに付いて来るように、
うろうろと部屋の中を歩き回りながら行いました。
で、ある程度定着してきたなと思ったら、
おやつは毎回与えません。
褒めてあげるだけで、おやつはその時々で
あげたり、あげなかったりします。
こうすることによって、おやつ目当てから、
褒めてもらうことが目的、
に段々とシフトしていくことができます。
これと同じ要領で、
『フセ』も、『スワレ』に重ねて、教えていくことが出来ると思います。
とりあえず、まずはこの二つを完璧に出来るようになるまで、
繰り返し頑張ってみてくださいね。(やりすぎは禁物。一回15分程度)。
次の記事では、やや難易度の高い、
『ハウス』や『ハナセ』等のしつけ方法を
具体的に、お伝えしていきたいと思います。
では、本日はここまで!
つづく。
無駄にフセ。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿