2016年9月8日木曜日

子犬の『基本的な動作のしつけ』考察②スワレ・フセ実践編

・・・続き。

前回、基本的な動作のしつけを行う上での、
前置きをお話ししました。

今回は実際の方法について、ゴン太の例を挙げながら
お伝えしていきたいと思います。

まず、しつけに使う必須のアイテムとしては、

おやつ

です。

以上。


「な~んだ食べ物で釣るのか~。

それじゃぁ、おやつ欲しさでしか、指示に従わないんじゃないの?」

と思うかもしれませんが、

そんなことはありませんので、ご安心ください。

おやつは、あげるタイミングさえ間違えなければ、
様々なトレーニングにとても効果的です。

ちなみにここで使うおやつとは、
いつも与えているフード一粒などで結構です。

パピーの頃はまだ、
何にアレルギー反応などを起こすか分からないので、

極力、色々なものは与えないようにした方が無難です。



それでは実際に、トレーニングを行ってみましょう。

まず、

☆スワレ!の方法


どんなしつけもそうですが、ワンちゃんに、

『正しい型』をさせるところから始まります。

スワレ!の指示とともに子犬のお尻を押さえて、
型を取らせます。

・・・よく、頭の上でおもちゃなどを見せると自然に上を向いて、
お座りしそうな体勢になるので、そこでお尻を軽く押して・・・

など書かれていますが、

皆さんその通りになりましたか?

うちのゴン太はなりませんでした。

頭だけ上を向いていたって、お尻なんか下げないし、
押したら抵抗して押し返してくるし・・・。


なので、最初は半ば無理やりお尻を押さえて座らせました。


そして次の瞬間、


子犬が、何すんじゃい!と怒るより先に、
素早くおやつあげて、

身体を軽く撫でながら、しっかり褒めます。
(おりこうさんだね~!でもグッドボーイ!でも)

このスピード感が大事です。

これを2,3回繰り返すだけで、子犬は、

「あれ?なんか座るとおやつもらえるし、褒められるぞ」

と考え始めます。

すると賢い子犬は、スワレ!とこちらが指示を出す前から
先回りをして、

無駄に座り始めてこっちを見たりします。

その時はおやつをあげたり、褒めたりしません。

あくまでもこちらが指示を出した時に、
座ったらおやつとともに、褒めてあげます。

なので子犬が一度立ち上がって、こちらに付いて来るように、
うろうろと部屋の中を歩き回りながら行いました。

で、ある程度定着してきたなと思ったら、
おやつは毎回与えません。

褒めてあげるだけで、おやつはその時々で


あげたり、あげなかったりします。


こうすることによって、おやつ目当てから、
褒めてもらうことが目的、
に段々とシフトしていくことができます。

これと同じ要領で、

『フセ』も、『スワレ』に重ねて、教えていくことが出来ると思います。


とりあえず、まずはこの二つを完璧に出来るようになるまで、

繰り返し頑張ってみてくださいね。(やりすぎは禁物。一回15分程度)。


次の記事では、やや難易度の高い、
『ハウス』や『ハナセ』等のしつけ方法を

具体的に、お伝えしていきたいと思います。



では、本日はここまで!



つづく。

無駄にフセ。


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